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プルドーベイ/デッドホースに足止め [  北極海調査]

アンカレッジ空港で夜を明かした後、朝6時発のプルドーベイ(Prudhoe Bay)/デッドホース(Deadhorse)行きのアラスカ航空便に乗った。飛行機は2時間半ほどでフェアバンクス経由でデッドホースへ。空港で調査会社のメンバー数人と合流し、とりあえず空港向かいのプルドーベイホテルへ向かった。

向こうに見えるのが空港の建物。プレハブの建物が数件あるだけ。セキュリティーも何もない。滑走路も舗装されてないし。一応国営の空港だとか。

ここでまたもや予定と食い違う事実が発覚。散々急いでホノルルを出発するよう急かされたにもかかわらず、船は今日ドックにやって来ないと。。。調査に先立ってサウンドソーステストを行っていたら、あまりにも海況が良かったので、テストの後、そのまま地震波構造探査(Seismic Profiling)を開始したんだとか。で、ドック入りするのが早くて明日の午後、もしくはあさってということになるらしい。。。

はぁ??????

だったら、急いで何にもないデッドホースまで来る必要なかったじゃねーかぁっ!!そしたらアンカレッジでバートランが必要な防寒ギアをいろいろ買えたのに。ホントにこの会社にはしてやられるよ、まったく。。。

というわけで、何もすることなく船が来るのを待つことに。。。唯一の救いはホテルにWi-Fiがあるので(有料だけど!)、こうしてネットができること。それだけでずいぶん違うからね。ちなみに料金はやっぱり1時間$5、1日$10、1週間$20。金曜に船が来ることを想定して1週間のプランにしといた。

プルドーベイ/デッドホースは、油田のために存在する町で、国勢調査によると住民はなんとたったの3人だけだとか!?ただ、油田労働者が常に5,000人ぐらいいるらしいけど。左の写真やGoogle Mapの航空写真を見てみると分かるけど、デッドホースの町はもはや町とは呼べないようなものだ。空港とプレハブ建てのホテルが数件、お店がちょこっとあるだけ。レストランも何もない。ホテルの中に食堂があるだけ。ちなみにプルドーベイ油田は北米最大規模の油田で、ここから有名なアラスカ石油パイプラインが800マイル(約1,300km)離れたアラスカ南西部のバルディーズ港まで伸びている。

プルドーベイホテルは空港の目の前にあるプレハブ立てのホテル。ラグジュアリーホテルとはかけ離れてるが、ここに来るほとんどの人が油田労働者だろうから、まぁ、これで十分なのかな。

ツインの部屋はベッドとクローゼット、ナイトテーブルがあるだけの飾り気の一切ないつくり。バス・トイレはシェア。食事は1日3食込みでビュッフェスタイル。レクリエーションエリアにはビリヤードテーブル、卓球台、ジム、テレビがある。小さいながらお土産屋にコーヒースタンド、旅行代理店(!?)まである。有料のWi-Fiもあるし、PCステーションもある。周りに何もないところだけにホテル内で一応ことが足りる感じなのかな。

フロント兼お土産屋。たいしたものは置いてないけど。。。

食堂。食事は一日3回、決められた時間にサーブされるけど、軽食やデザート、スナック、ドリンクは24時間いつでも手に入る。

レクリエーションルーム。やることがないので久々に卓球に燃えた。笑

明日も一日やることないのでのんびりするしかないな~。

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