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今日はミニ講習会 [  BOEプロジェクト]


今日も天候不順のため船は出ず。そんなわけで僕らは相変わらず過去データの処理。

そんな中で今日はGEMSの3人(+大学の教授)にサンプルデータを使ってソフトのミニ講習会をすることになった。GEMSのリーダーのDanは以前はGEMSで一番OICのソフトを使う人だったけど、最近は昇進してあまりデータ処理をしなくなっていた。なので、新しいバージョンは使ったことがない。

で、今GEMSで一番ソナーデータ処理をしている二人のうちの一人がKim。彼女は海洋考古学者。パイプラインやケーブルを海底に設置するときって、そのルート上に歴史的・考古学的に重要性のある場所があってはならないというルールがあるんだって。そこで、調査データを見ながら、たとえば沈没船だったりが見つかったら、そこをどのぐらい避ける必要があるか、などのアドバイスをするのがKimの役目。

彼女とはソフトのサポートやトラブル対処などでよくメールでやり取りしていたので、今回初めて会うのが楽しみだった。すごくフレンドリーでいい感じの人。メールでのやり取りからも分かったけど、すごく頭が切れるので実際に一緒に仕事をするにもやりやすい。

さて、講習会は、Danがいつものようにクライアントから受け取ったデータ処理をするという設定で、ソフトを立ち上げるところから順序だてて説明していく。特に以前のバージョンとの違い、どのように改善されたか、どんな新しい機能が加えられたか、などを丁寧に説明する。

また、GEMSが扱うプロジェクトがどのようなものか、そのためのツールとしてOICのソフトをどのように使うのか、問題点や足りない機能は何か、などをこちらも丁寧に聞く。『モノ作り』の基本なんだろうけど、ユーザーの意見・要望を聞くことは、ソフトを開発するにあたってものすごく重要なんだよね。

今までこうしたいのにうまく出来ない、といった例をいくつか挙げてもらって、そのやり方を説明しながらDanに実演させていく。マニュアルで説明し切れてない部分や、ちょっとした応用やトリックなどを教えると、「おぉ~!!なるほど!!」と歓声が上がることもある。僕らにとって当たり前のことでも、ユーザーにとってはそうじゃないことってホントにいっぱいあるんだよね。だから、講習会というのは本当に有効なのだ。

Danもバージョン2から3へのアップグレードがすごく気に入ったようだ。自分で言うのもなんだけど、ホントにすごく使いやすく、そしてはるかにパワフルになっているからね。これでもっとソフト買ってもらえるかも!?



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